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当社は26年4月に横浜で会社設立をしました。年間の予算を組みましたら、役員報酬を引く前の利益が1,000万円ぐらい出る見込みです。そこで、役員報酬を1ヶ月90万円として、年間1,080万円の役員報酬を計上しようと思っているのですが、税金はいくらぐらいかかりますでしょうか。
また、役員報酬の設定金額は妥当なのでしょうか。
役員報酬にかかる税金を算出してから、法人と個人でどのように所得を分配したらしたらいいのかをシミュレーションして金額で示したいと思います。
給与(額面) | 10,800,000円 |
給与所得 | 8,560,000円 |
【所得控除】
社会保険料控除 | 1,245,000円 |
生命保険料控除 | 100,000円 |
配偶者控除 | 380,000円 |
基礎控除 | 380,000円 |
合計 | 2,105,000円 |
※社会保険料は、26年4月現在の保険料率で計算し、1,000円未満は切り捨てて計上しています。
【税金】
課税所得 6,455,000円
所得税 | 863,500円 |
復興特別所得税 | 18,134円 |
住民税 | 658,500円 |
合計 | 1,540,134円 |
※住民税の税率は10%で計算しています。
役員報酬控除前 | 10,000,000円 |
役員報酬 | 10,800,000円 |
所得金額 | -800,000円 |
【税金】
法人税 | 0円 |
法人事業税 | 0円 |
地方法人特別税 | 0円 |
法人県民税 | 20,000円 |
法人市民税 | 50,000円 |
合計 | 70,000円 |
税金は個人1,540,134円と法人70,000円の合計1,610,134円という結果になりました。これが高いのか安いのかは、この段階ではなんとも言えないところがあります。役員報酬の金額を変えてシュミレーションをしていくことによって、妥当な役員報酬がみえることになります。
役員報酬を1ヶ月あたり90万円と設定してシュミレーションを行いましたが、次は80万円の場合、70万円の場合、60万円の場合、50万年の場合と役員報酬を切り下げていくと、どのように税金が変化するかをみていきたいと思います。役員報酬が減るということは、当然、法人の所得が増え、利益が出るということになります。法人と個人の所得の分配によって、税金が変わることが分かると思います。
90万円 | 80万円 | 70万円 | 60万円 | 50万円 | |
【個人】 | |||||
給与 | 10,800,000 | 9,600,000 | 8,400,000 | 7,200,000 | 6,000,000 |
給与所得 | 8,560,000 | 7,440,000 | 6,360,000 | 5,280,000 | 4,260,000 |
所得控除 | 2,105,000 | 2,043,000 | 1,988,000 | 1,874,000 | 1,719,000 |
所得金額 | 6,455,000 | 5,397,000 | 4,372,000 | 3,406,000 | 2,541,000 |
個人税金 | |||||
所得税 | 863,500 | 651,900 | 446,900 | 264,500 | 156,500 |
復興特別所得税 | 18,134 | 13,690 | 9,385 | 5,555 | 3,287 |
住民税 | 658,500 | 552,700 | 450,200 | 353,600 | 267,100 |
小計 ① | 1,540,134 | 1,218,290 | 906,485 | 623,655 | 426,887 |
【法人】 | |||||
役員報酬控除前 | 10,000,000 | 10,000,000 | 10,000,000 | 10,000,000 | 10,000,000 |
役員報酬控除後 | -800,000 | 400,000 | 1,600,000 | 2,800,000 | 4,000,000 |
社会保険料減少分 | - | 62,000 | 117,000 | 231,000 | 386,000 |
所得金額 | -800,000 | 462,000 | 1,717,000 | 3,031,000 | 4,386,000 |
法人税金 | |||||
法人税 | 0 | 69,000 | 257,000 | 454,000 | 657,900 |
法人事業税 | 0 | 12,400 | 46,300 | 81,800 | 123,400 |
地方法人特別税 | 0 | 10,000 | 37,500 | 66,200 | 99,900 |
法人県民税 | 20,000 | 23,400 | 32,800 | 42,700 | 52,800 |
法人市民税 | 50,000 | 62,900 | 86,100 | 110,300 | 135,400 |
小計 ② | 70,000 | 177,700 | 459,700 | 755,000 | 1,069,400 |
合計(①+②) | 1,610,134 | 1,395,990 | 1,366,185 | 1,378,655 | 1,496,286 |
①個人の所得控除は、社会保険料をそれぞれの役員報酬に当てはめて算出して計上しているため、金額が異なっています。
②法人の社会保険料減少分は、役員報酬の引き下げに伴って減少した会社負担分の社会保険料を調整しています。
③法人県民税、法人市民税には、均等割も計上されています。
役員報酬を70万円とした場合が、一番税金が安くなりました。個人と法人にかかってくる税率が違うことが起因しています。個人の場合は、累進課税ですので所得に応じて、税率が変わります。法人の場合も法人税ですと、所得金額が800万円を超えると税率が変わったり、法人事業税は400万円を超えると税率が変わります。必ずしも、法人の所得を出ないようにした方がいいというわけではないということです。
このようにシュミレーションをするには、当期の利益計画を立てることが最も大切になります。事業年度の終わりには、翌事業年度の利益計画を立てて、役員報酬の設定の準備をするようにしてください。役員報酬の改定は事業年度開始の日から3月以内となっていますので、計画的に利益計画を立てるようにするとスムーズに設定ができると思います。
また、役員報酬の設定の問題として、個人の生活費や貯蓄のこともありますので、税金面にとらわれ過ぎて、役員報酬を下げすぎるのも問題があります。生活に支障をきたす場合は、税金を払ってでも手取金額を確保されることをお勧めします。
※顧問契約をして頂いたお客様には無料でシュミレーションをさせて頂いております。
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